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【ホテル向け】家族層に刺さる!ファミリー向けコンセプトルームアイデア
2026.01.25
宿泊業界において、特定のターゲットに特化した「コンセプトルーム」は、今や強力な差別化戦略の一つです。特にファミリー層をターゲットにした空間づくりは、単なる「子連れ対応」を超え、高単価・高稼働率を実現する鍵を握っています。
本記事では、空間設計のプロフェッショナルであるKazaliの視点から、ファミリー層の支持を集めるコンセプトルームの可能性と、設計時に押さえるべき具体的ポイントを解説します。
なぜ今、ファミリー向け「コンセプトルーム」が必要なのか
旅行者の価値観は「どこへ行くか」から「誰とどう過ごすか」へと完全にシフトしました。その中でコンセプトルームが注目される理由は主に3つあります。
- 圧倒的な「指名買い」を生む差別化
一般客室の価格競争から脱却するには、「この部屋に泊まりたい」という明確な動機付けが必要です。家族の特別な記念日や、子供へのプレゼントとして選ばれる部屋は、競合他社との価格比較に巻き込まれにくい強みがあります。
- 高いSNS拡散力とUGCの創出
子供が目を輝かせて遊ぶ姿は、親にとって最大のシャッターチャンスです。デザイン性の高いコンセプトルームは、InstagramやTikTokなどでの自発的な拡散(UGC)を生みやすく、広告費を抑えながら認知度を高める効果があります。
- 閑散期でも落ちない集客力
「部屋で過ごすこと」自体が旅の目的(目的地化)になるため、天候や季節による需要変動を受けにくくなります。雨の日でも子供が退屈せず、親もリラックスできる空間は、オフシーズンの力強い武器になります。
親子の絆を深める「空間設計」3つのポイント
単にキャラクターを配置したり、カラフルにするだけでは、現代の親の心には響きません。Kazaliが提案するのは、「親子のコミュニケーションをデザインする」というアプローチです。
ポイント1:子供の「主体性」を引き出す仕掛け
- 自分のテリトリーになる秘密基地のようなロフトやテントで非日常を。
- 自由に描ける黒板塗料や巨大なホワイトボードを壁面で、家ではできない解放感を。
ポイント2:親の「心の余裕」をデザインする
- 家具の角を丸くする、安全性の高いインテリアを選ぶ。
- くつろぎながらも子供の遊ぶ姿が自然と視界に入るレイアウト。
ポイント3:非日常を演出する「五感への訴求」
- 森林浴をイメージしたアロマや、リラックス効果のある天然木の香り。
- 素足で歩きたくなる天然素材のラグや、柔らかいファブリック。
ファミリーに選ばれるコンセプトルームの具体例
- 森の100冊図書室ルーム

壁一面の100冊の絵本と親子で寛げる大型ハンモック。森をイメージした上質な空間で、物語の世界に没入できます。切り株風のクッションに身を預け、親子の絆を深める思い出を育む特別な客室です。
- インドアキャンプルーム

室内に本格的なテントやランタンを備えた、天候に左右されないアウトドア体験ルームです。寝袋や芝生風ラグなどが子供の冒険心を刺激。家族だけの特別なキャンプ時間を満喫できます。
- 深海アクアリウムルーム

壁紙を貼り替えるだけで、消灯時に海の仲間が浮かび上がる幻想的な空間に変わります。海の中以外にも、宇宙や星空など、蓄光壁紙を使えば低コストでバリエーション豊かなお部屋作りが可能です。
運営効率とデザインを両立させるために
「コンセプトルームはメンテナンスが大変」という声もよく聞かれます。しかし、設計段階で以下の工夫をすれば、運営負担は最小限に抑えられます。
- 「消耗品」と「資産」の切り分け
傷みやすいクッションやラグなどは、あえてコストを抑えて定期的に新調する前提にし、家具や照明などの「資産」に投資を集中させます。 - 清掃動線の最適化
物が多くなりがちなコンセプトルームこそ、清掃のたびに並べ直す必要がある細かな装飾は避け、誰が整えても同じ状態に戻せるようにします。 - 可変性の確保
流行が変わっても、壁紙やテキスタイル(布地)を替えるだけで別のコンセプトへ転換できる「土台の強さ」を意識します。
まとめ:『この部屋があるから泊まりたい』という、一番の予約理由を作ること。
これからの時代のファミリー集客に必要なのは、単なる「利便性」ではなく、「家族の時間を大切に思っている」というホテル側のメッセージです。
「この部屋で、子供がどんな顔をするだろう」「その姿を見て、親はどんな言葉をかけるだろう」 そんなシーンを想像して作られた空間は、ホテルの収益性を高めると同時に、顧客との深い絆を築く最高の投資となるはずです。
貴館だけの「家族の物語」を、一緒に作りませんか?
Kazaliは、ホテルの既存の強みを活かしつつ、ターゲット層のインサイト(潜在ニーズ)を突いたコンセプトルームの企画・プランニングを行っています。
- 客室稼働率の低迷と、低い販売単価をどうにかしたい
- ファミリー層を増やしたいが、どこから手をつければいいか分からない
- 限られたリノベーション予算で、最大の成果(単価アップ)を出したい
このようなお悩みがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。最適なコンセプト提案から、デザイン、家具の選定、施工工事までトータルでサポートいたします。
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